学校に行く

先日、友だちの家に遊びに行った。

その友だちは私のオブザーバーの一人で、今まで私の節目節目にかなり重要なアドバイスをしてくれる。

 

この間は私の子育てについての話になった。

 

私はブツブツとこんなことを言った。

「だいたい、私は子どもが多いし、けっこう自分がだらしないところがあるし、いい加減なんだよね。
だから、子どもたちが宿題をやらなくても、忘れ物しても、学校休んでも、そんなに気にならなかったのかな?って思う。
そんなふうだから、子どもも楽だったような気がする。
そういうゆるみがある方が子どもは勝手に成長するんじゃないかな?」

 

「そうかな?
あなたは、よく学校に行っていたよね。
あなたがしょっちゅう学校に行って先生と話すのは、子どものために行っていたわけで、そういうこと、子どもたちはちゃんと見ていたんだよ。
家では子どもを信じていたから細かいことを言わず、おおらかに見ていたんでしょ。
だから、その先に今の彼らががいるってことだよ。
ただ、だらしなくいい加減にしてたって子どもには伝わらない。
信じて愛して子どものためにすべきことをするってことが大切なの」

 

ちょっとくすぐったい感じはしたけど、彼女はとっても大切なことを言ってるなぁって思いながら聞いていた。

 

先輩ママの言葉

 

 

 

 

 

 

 

確かに

私はどれだけ連絡帳に書いただろう。

まるで、先生との交換日記のようだった。

どれほど電話をし、学校に足を運んだだろう。

それを4人分した。

 

今、facebookとかで、お子さんのために先生にお願いしたり、調整したりしているお母さんの投稿を見ると、なんか心が温かくなる。

嬉しいときも、がっかりのときもあるだろう。

でもそういうお母さんの思い、姿は子どもたちに伝わっている。

 

ケントが中学生のときにケントのしでかしたことで学校から呼ばれた。

もちろん私はすぐに飛んで行った。

先生といろいろお話する中で先生は急に涙ぐまれた。

「ケント君は、本当にお母さんから愛されているんですね」

「私は親として当然のことをしています。特別のことではありません」と言ったら

「こうやって学校に来てくださるお母さんは少ないんです」とおっしゃった。

もちろん、仕事の関係で来たくても来られないお母さんは多いと思うのだけど……

 

ずっと前に、先輩ママが教えてくれたこと。

 

「堀内さん、子どもを守るのは親の役目なんだから、先生が分かってくれても、くれなくても伝えるべきことは伝えなさい。
分かるかどうかはその先生の問題なの。
だから、最初からあきらめないで先生に話して来なさい」

 

このことを私に教えてくれた先輩ママは、大分前に天国に行ってしまったけれど、私はその言葉を今でもよく覚えている。

 

そして、彼女の言葉通りせっせと学校に行って先生とお話していたわけだ。

 

彼女の言葉は、私の中でずっと生きている。

 

「あきらめないで、先生に話しなさい」

 

 

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