今日は、実家に行ってきた。

 

 

わたしが学生時代に使っていたピアノを売ることになった。

 

 

なんと40年も前のピアノが5万円で売れた。

 

 

実家は、両親が二人で暮らしているので、1ヶ月に一回くらいは、二人の顔を見に行くことにしている。

 

 

一緒にランチして買い物をして帰ってくるのだが、このところ両親の懸案事項をわたしが片っ端から片付けている。

 

 

その中の一つがピアノの処分だった。

 

 

年老いた両親にとって、色々な手続きがやっかいになってきている。

 

 

それを次々にわたしが片付けていくものだから、父はさすがに機嫌が良かった。

 

 

しかし、ここにたどり着くまでは大変だった。

 

 

父とわたしはずっと折り合いが悪かったので、わたしが何か言う度に父はかなりの抵抗をする。

 

 

「おまえの言うことは絶対に聞かん!」

 

 

「あのね。お父さん。
わたしは、お父さんが困っていることを解決したいの。
それは、そんなに難しいことじゃないのよ。
ネットで調べて、ちょっと動けば、だいたいのことは解決する。
わたしはあなたの娘ですから、お父さんとお母さんの利益だけを考えて動いているだけなのよ」

 

 

そういう言葉がなかなか父の耳に届かないので、半ば強引に進めていた。

 

 

ある程度強引に進めないと何も解決しないと思っていたので、わたしには珍しく強引に動いたわけだ。

 

 

たちまちいろんなことが片付いた。

 

 

 

父はわたしが帰る前に笑顔で言った。

 

 

「本当にありがとな。助かったよ」

 

 

10日前に「おまえの言うことは、絶対に聞かん!」と怒鳴っていた父が柔らかな笑顔でお礼を言ってくれた。

 

 

父はかなり頑固なところがあるから、あきらめて放っておくこともできた。

 

 

そしたら、怒鳴られないで済んだ。

 

 

だけど、あきらめたくなかった。

 

 

わたしにできることを両親のためにしたかった。

 

 

 

あきらめないで良かった❣️