「台湾に行って来ます」

次男が友だちと二人で初めて海外旅行をした。

行き先は台湾。

しかも、自分から友だちを誘った。

お金を貯めて、旅行会社を選び、パスポートを取り……

せっせと準備していた。

私がしたことは、スーツケースを貸すことと「パスポートは早めに取った方が良いよ」とアドバイスしたことくらい。

それから、当日は集合時間が早かったので、駅まで送った。

ちなみに夫は、私の知らない間に次男におこづかいを渡していた。

 

しかし、次男はお腹の具合があまり良くないまま出かけた。

台湾の小籠包とかおいしいものが食べられるかなー?と氣になったけど、送り出した。

 

パスポート紛失

 

 

 

 

 

 

2泊3日、全く連絡はなかったけど、なんとかやっているのだろうと思って、心配はしなかった。

 

夜遅く、帰宅したが「本当に楽しかったです。行って良かったです」と何度も繰り返していた。

順調な旅かと思いきや、なんと友だちがパスポートをライブ会場に置き忘れるというトラブル発生。

あわてて戻ったものの、会場は真っ暗。

紙に「紛失」と書き「パスポート、パスポート」と警備員さんに言うと、親切にも中に入れて下さり、一緒に探して下さったそうだ。

見つかった時には、笑顔で握手をして、そこにいた方たちとみんなで喜びあったそうだ。

 

次男はパスポートがないということが分かった時に、必ず見つかるという確信があったと言っていた。

誰もパスポートが入ったバッグを持ち去ったりしないと分かっていたと言っていた。

何はともあれ、パスポートが見つかり、二人は無事に帰ってきた。

パスポートのことだけでなく、その他にも台湾の方のご親切にたくさん触れて、本当に嬉しかったのだそうだ。

 

「私は世界中の人に、台湾の方たちがして下さったことを伝えたいです」と言っていた。

 

初めて行った海外でそのような良い経験ができて本当に良かった。

 

私も数年前に台湾に行った。

その時に道を尋ねたら、親切に一緒に歩いて場所を教えて下さった。

同じ方向に行かれるついでなのかと思ったら、目的地に着くと反対方向に戻って行かれた。

つまり、ついでではなくわざわざ案内して下さったのだ。

私もその時に感動した。

台湾の方は親日とは聞いていたけれど、そういう優しいエネルギーの中で旅行できて心地良かった。

 

話は元に戻るが、次男が海外旅行するなどど夢にも思っていなかった。

 

そうやって少しづつ行動半径を広げ、色々な方に触れ、経験し、ちょっとづつ自信をを付けて、社会に出て行くのだろう。

 

「本当に行って良かったです」

 

その言葉を聞いて、母は幸せだった(*   *).。.:*

 

 

講演、相談会、個別相談、執筆賜ります。
(発達障害、子育て、自立に向けて、不登校、引きこもり…)

kurasuhinto@gmail.com

講演会のご案内