ケントの答

先日、ケントと一緒の講演だった。

 

ケントはいつも質疑応答で行う。

 

会場からの質問。

 

「ケント君は、お父さんやお母さんにしてもらったことで良かったこととかある?

 

こういう質問にはだいたい、いつも「ない!」って答えるケント。

 

この間は珍しくちょっとだけ考えて、「うーん、言葉で表せるようなそんな軽いもんじゃない。
なんか、もっと深いところに……」

 

みたいな返事をしていた。

 

これをしてもらって良かったって簡単に言葉に表せないんだと思う

 

思いは知らず知らず少しづつ伝わって行くものだし……

 

だいたいケントは私に対する不満はたくさんあると思う。

 

私はかなり弱点も多く、いい加減なところもあるし、
雑だし、忍耐力ないし、
それだけじゃなく、
かなり長いことケントのことをかわいいと思えなかったし、

 

たくさんケントを傷つけてきた。

 

嫌なことの方が多かったんじゃないかな?

 

だから、嫌だったことは直ぐに答えられても、
良かったことは「ない!」なんだと思う。

 

ところが心にの深いところで何かをずっと感じていて、
それが何かは分からなかったけど、
親のところを離れてみて、うっすら分かってきたんじゃないかなって思う。

 

でもやっぱり言葉にするのは難しい。

 

実は、その返答を聞いていて、私はすごく嬉しかった。

 

雪が降り積もるように少しづつ、思いが伝わればといいとつねづねと思っている。

 

伝わっていたんだな。

 

ケントが伝えたいこと

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ケントは彼女に
「おれはみんなの希望の星なんだ」と言ったそうだ。

 

だって、ものすごく大変で、二次障害で暗い目をしていたし、イライラ激しかったし、荒んでいたし、学校にもあまり行かなかったし、オール1だし……

 

だけど、ちゃんとおとなになって、バリバリ働いて、人を愛することができる。

 

こんなおれができたんだよ。

 

だから、大丈夫だよ。

 

ケントの口癖は「大丈夫、大丈夫」

 

「肩の力、抜きな」

 

ケントが皆さんの前に立つのは、
ケントなりの思いがあるようだ。

 

子どもは、自分で育つ力を持っている。

 

それを信じて、愛を送り続けていれば、きっといつか子どもはその信頼に応える。

 

「そういう日が必ず来るよ。
だから、大丈夫、心配すんな」

 

それを伝え続けたいのだと

 

思った (*   *).。.:*

 

堀内祐子が近日、講演を行います!

最終日には長男のケントも講演を行います!

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