このことを書くことは激しく辛い。

 

 

でも書かなくちゃいけないと思い書くことにした。

 

 

朝、次男が電車を待っていた。

 

 

スマホを見ていた。

 

 

電車が来たのでスマホから顔を上げて電車を見た瞬間、隣にいた女子高生が電車に飛び込んだ。

 

 

次男がいたホームには他に人はほとんどいなかった。

 

 

後になってその子のケータイと、たたんだマフラーと、バッグが揃えて置いてあるのを次男は見た。

 

 

自分がスマホを見ていなかったら、様子がおかしいことに気づいたはずだ。

 

 

その子にとって、自分が止める最後のチャンスだったのに、

 

 

気づけなかった

 

 

「ごめんなさい、ごめんなさい」と泣きながら繰り返していた」

 

 

家に帰ってからは、現実逃避していたが、そのあと
「このことと向き合います」と言って、同じ駅から電車に乗って出かけた。

 

 

フラッシュバックと戦いながら、向き合っている。

 

 

「トラウマにもPTSD にもなりません」とはっきり言っていた。

 

 

一人になって、泣きたいだけ泣いて、
だけどこのことから逃げない選択をした。

 

 

わたしは、次男を抱きしめ、話を聴き、祈った。

 

 

フタをしないで、湧き上がる想いをしっかり感じなさい。

 

 

夜になって少しだけ落ち着いた次男は言った。

 

 

「人は死ぬ前に必ず、何かできごとがあります。
失恋だったり、受験に失敗したり、いじめにあったり、そのできごとは変えられません。
ただ、それが自殺に繋がるのではなく、
誰かに話を聴いてもらおうとか
ゆっくり休んでみようとか
好きなことしてみようとか、
そんなふうに考えられたら、死ななくてすみます」

 

 

そして、最後の方に力強く言った。

 

 

「生きている人間は前を向いて歩き続けます!!」