医者に連れてって

ケントは小学生の頃から不安感が強かった。

私はやたらと医者に連れて行かなかったが、ケントは足が痛いからレントゲンを撮ってもらいたいと言い続けた。

「成長痛だと思うよ」と、どんなに言っても医者に行くまで何日でも「レントゲン」と言って聞かなかった。

根負けして仕方なしに医者に連れて行った。

また、しばらくすると「声が変だから、医者に行きたい」と言い始めた。

「声変わりの時期だから、どこか悪いわけではないよ」と言ったが、納得せずその時も医者に行くまで言っていた。

とにかく、検査をしてもらってドクターに「大丈夫」と言ってもらわなければ、不安感から開放されない感じだった。

どんなに無駄だと分かっていても、医者に連れて行くしかなかった。

声の時はそんなに気になるなら、ファイバースコープで見るとドクターに言われた。

ファイバースコープを使うことのリスクもある。

それを説明すると今度はファイバースコープが怖くなり、やっぱりやめるということになる。

自分で納得してやめればその後は言わなくなる。

暗闇より白血病が怖い

夜、寝ることも怖かった。

寝たら、そのまま目が覚めないんじゃないかという恐怖があった。

なので、眠るために布団に入って静かに寝るということはなかった。

何かをやりながら、気絶するように眠る感じだった。

しかも、電気を消すのが怖くて毎日電気をつけて眠った。

ある日、友人が電気をつけたまま眠ると白血病の罹患率が高くなると書いてある文章を持って来てくれた。

それを読んだケントは今度は暗闇より白血病が怖くなり、その日から電気を消して寝るようになった。

発達障害の子でケントと同じように、電気をつけたまま寝る子やテレビをつけたまま寝る子は多い。

84257720_624

不安で死にたくなる

高校生になったケントは「先のことを考えると不安で死にたくなる」とよく言っていた。

発達障害の子の不安感の強さは本人からすれば、かなり辛いことだ思う。

それでも、アルバイトで色々な経験をして行く中で段々にそういうことを言わなくなった。

そして、おとなになったケントは友だちと起こした事業の目標をもち元気に働いている。

自分で事業を起こすことはそれなりのリスクも伴う。

どうやら、不安感より希望が勝ったようだ。

経験と不安感

発達障害の子の不安感と想像力は関係があるように思う。

先のことを思い描けないがゆえの不安もあると思う。

それを補うには経験が必要になる。

なので、おとなになって経験が増えてくるとケントのように不安感が軽減するのだろう。

ケントの不安感とつき合うのはなかなかしんどかった。

あの時、経験が増えることによって不安感が減って行くと知っていればもうちょっと対応が違ったんじゃないかと思う。

よく、夫が言う「失敗させろ。失敗からやつらは学ぶから」ということと繋がっている感じがする。

まー 失敗体験がこびりついて離れなくて、苦しんでいる子もいるから一人一人に合わせてやって行く必要があるということを、肝に銘じながら……ですね (^_^;)

 

【ご協力して頂くと嬉しいです!】

下記に私のfacebookがありますので、私のコラムをfacebookページにシェアしているので気に入ったらそれに「いいね」をつけて頂きたいと考えています。多くの方に広めたいと願っていますのでよろしくお願いします♪

 

 

 

『ぎふてっど』のFacebookを開設しました!こちらに「いいね」をしていれば情報をすぐに知ることができます。ぜひ「いいね」をして頂けたら幸いです。
こちらからとべます↓↓
堀内祐子のFacebook

 

Twitterもしていますのでこちらもよろしくお願いします♪

堀内祐子のTwitter

 

読者の皆様もライターになれるチャンスがあります!

もし、当サイトで世の中に伝えたい事があります!という方はぜひ当サイトに掲載して執筆をしませんか?

詳細は下記のページから確認をして下さい!

当サイトに執筆するための詳細

 

 

イベントを追加しました。10月に講演をやります!

よかったらご覧下さい☆彡↓↓

イベント

堀内祐子のカウンセリング

ご相談料金

・電話(かけ直しますので、電話代はかかりません)
1時間4000円それ以降30分1000円

・対面
1時間8000円それ以降30分1000円

交通費は別途かかります。

お申込みはこちらでお願いします。
kurasuhinto@gmail.com

講演や研修も賜ります

講演や研修も賜ります。費用は要相談です。