答えようがない質問

昨日、「残酷な質問」という記事を書いていて、色々と思い出すことがあった。

娘が不登校で家にいる時、友だちに「家にいて、社会性は育つの?」と聞かれた。

悪気はない質問だったと思う。

多分、娘のことを心配しての質問だったのだろう。

だけど、それはまさしく「残酷な質問」だった。

「そんなもん分かるわけないだろうが……
家にいて社会性が育つのかどうかなんか、やってないんだから分からんよ。
だけど娘はいじめで傷ついて、『死にたい』って言って、うちにいる。
今は、娘が家で心地よく過ごせるように、助けることしかできない。
そんな質問されたって、困るんだよ」

ちなみに、これは全部心の中で言った。

次男が言うように、ちょっと相手の気持ちを考えたら、そんな質問はできない。

だって、どう考えたって、傷つく。

だいたい返答のしようがない。

ところが、ほんとに悪気なく、そういうことを言っちゃう時がある。

次男の話を聞きながら、想像力がないと相手を傷つけることを言っちゃうなーって思った。

次男は自閉症スペクトラム症だ。

つまり、想像力が乏しいと言われているわけだ。

でも、次男はいつもそういうことを考えながら、一つ一つ積み上げてきたんだと思う。

思っても、口にしない

%e3%83%80%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%89-1

 

 

 

 

 

 

ケントがまだ子どもの時、私のケントへの対応を見て、「そんな甘やかしていて、いいのか?」と思っていたと最近になって友人が明かした。

その後、友人は自分の息子が引きこもりになって、初めて「そうか、子どもを変えるんじゃなくて周りが変わらなければならないのかと気付いた」と言っていた。

でも、友人は「そんなに甘やかしていていいのか?」と思っただけで、それを口にしなかった。

つまりそのとき、彼女は私にそういう質問はしなかった。

質問されていたら、私はそこで辛い思いをしただろう。

言わないでくれてありがたかった。

次男は言った。

「質問するときに、この質問をしたら、相手がどう思うか考えるようにします。
そして、相手の気持ちをくじくような質問は決してしません」

不登校の子どもへのNG質問

不登校の子どもや引きこもった子どもに「残酷な質問」をやめるだけで、彼らはずっと楽になる。

そういう質問をするのは、実は自分が楽になりたいからする。

「いつ、学校に行くの?」

「仕事をいつになったら、探すの?」

みんな、自分自身が不安でしょうがなくてその不安を解消するためにしている質問だ。

そういう質問は相手を追い詰めるだけ。

そんなこと聞くより、

「今日の夕焼けきれいだったー」とか

「今日観た映画、感動した」とか

「このお煎餅おいしいから一緒に食べよう」とか言ってる方がずっとずっと良い。

そんなふうにしていたら子どもは家でゆっくり休めて、元気になってきたら放っておいても、外に飛び出すから……

これは経験を基に言ってます。

あれー 今日はそういうことを書くつもりじゃなかったのに知らない間にこういうふうになっていた。

不思議だ\(◎o◎)/

 

堀内祐子が近日、講演を行います!

最終日には長男のケントも講演を行います!

こちらから申し込みできます↓↓

堀内祐子の講演申し込みフォーム