親との関係

子育てのご相談を伺っているときに、私はひたすら聞き続けるので、けっこうご自分と親との関係についてお話しになる方が多い。

 

私を含め、頑張っても親に認めてもらえなかったということ。

 

コントロールされてきたこと。

 

 

自分(親)の感情のはけ口、つまり虐待されてきたこと‥‥

 

多分、だから3時間とか5時間とか聞くことになるんだと思う。

 

でも、そこは大事なところで、自分の子育てにも大きな影響を及ぼしていることもある。

 

 

私はさんざん父に否定されて来たから、否定される辛さが分かる。

 

だから、子どもを否定してはいけないって思った。

 

一人の人として尊重したかった。

 

ありがたいことに夫はそういうことが自然にできる人だったから、私たちの教育方針は完全に一致していた。

 

コントロールは絶対にしないということ。

 

そういう意味では、父は反面教師になってくれたように思う。

 

皮肉っぽく聞こえるけど、「ああいう親には絶対ならん!」という決意を父はさせてくれた。

 

 

分けて考える

 

 

 

 

 

 

 

1冊目の本(発達障害の子とハッピーに暮らすヒント)を書いた時、父が私にしてくれたことにたくさん気付いた。

 

 

出張のたびにおみやげに本を買って来てくれたこと。

 

毎年、夏にキャンプに連れて行ってくれたこと。

 

本をたくさん読むこと、
自然の怖さを含め、美しい自然に触れたことは、その後の私の人生に大きな影響を与えた。

 

父は父なりの愛情を精一杯注いでくれたのだと分かった。

 

 

だから、感謝している。

 

 

それとは別に父が何であれ私を否定し続けたことは良くないことだった。

 

そのことは肯定できない。

 

 

次男が言ったことで忘れられないことがある。

 

 

「とっても厳しいお姑さんがいて、お嫁さんにいつも意地悪したり、怒鳴ったり、怒っていた。
お嫁さんはなんとかお姑さんに満足してもらおうと頑張った。
でもお姑さんはお嫁さんに感謝することなく亡くなった。
その後、お嫁さんは介護のプロになった。
そして、言うんです。
『あのお姑さんのお陰で今の私がいる。
だからお姑さんに感謝している』と

私は思うんです。

お姑さんがした意地悪、つまり行為はあくまでも良くないことです。

そういう中で努力したお嫁さんがすばらしいんです。

『お姑さんのお陰で今の私がいる』なんて言ってほしくない。
悪いことは悪いんです」

 

これは、大分前に次男が言ったことだけど、書きながらこのことを思い出した。

 

 

親が自分にしたことが悪いことだったら、それは悪いと思っていいと思う。

 

それをされて嫌だった。

 

それでいいと思う。

 

自分がされて嫌なことは、人にしたくないはずだ。

 

まして、愛するわが子には‥‥

 

そして、そのこととは別にして、親にしてもらって嬉しかったことには、たくさん感謝したら良い。

 

されて嬉しかったことは、子どもにもしてあげたらいい。

 

一緒になるとなんかぐちゃぐちゃになるから‥‥

 

 

こんなことを書きながら明日、母の誕生日だから実家に行くのに、父には会わずに帰って来ようとしている私。

 

父は老人会で不在らしい。

 

会ったら余計なことを言いそうだから、母とだけ楽しくランチして帰ってこようと思っている。

 

あーあ

 

まだ、乗り越えていないな(๑˃̵ᴗ˂̵)