忘れられない

小学生のとき、ケントに言われたこと

「ママはいいなー。
直ぐにいろんなこと忘れられて……
ケントはみんな覚えてる。
忘れられないんだ」

それをちょっと辛そうに言った。

今は分からないけど、そのときのケントは「忘れられない」ことで辛い思いをしていたってことだ。

次男もそれに近いことを言う。

フラッシュバック

次男の場合はフラッシュバックが辛い。

自閉症スペクトラム症の人の辛さのひとつに「忘れられない」ことや「フラッシュバック」の問題がある。

嫌な言葉や経験が頭にこびりついて離れない。

みんな、そういうことはあると思うが、それが激しいのだと思う。

学校であったトラブルなど、私が修復のために動くことができることもあるが、そういうことはごく一部でしかない。

それに大きくなってくると、「自分で頑張る」ということが多くなる。

当然、それはすばらしいことだが、解決せず、がまんして忘れられない嫌な経験として刻まれてしまったりする。

それとか、不注意や衝動の強さゆえの失敗も多々ある。

特に次男は自分の失敗で人に迷惑をかけるのが、たまらなく嫌で、みんなに迷惑をかけたことのフラッシュバックで苦しむと言う。

次男が、丁寧な言葉使いで、礼儀正しく人に接する理由の一つが、人に嫌な思いをさせないように、そして、自分が傷付かないようにするためでもあると言っていた。

次男はこのフラッシュバックの苦しさと一人で戦ってきたようだ。

私はそのことを長いこと知らなかった。

それでも次男は、以前も書いたが、少しづつ気持ちの切り換え法を見つけて、なんとか折り合ってきた。

そのおかげで最近は大分ましになってきたようだ。

私の記憶システム

話が一番最初に戻るが、私はけっこう忘れてしまうことが多い。

「え っ もう忘れちゃったの」

「そんなことも覚えてないの」とか言われる。

そして、これは良いことだと思っているが、ご相談を受けても、その方のことや、内容や、そもそもご相談にのった事実も忘れてしまうことが多い。

だいたい、内容はかなりハードなことも多いので、私が内容を忘れてしまうのは相談者にとっては良いことだと思っている。

しかーし、私が毎日書いているコラムやブログは私の記憶にしまわれたもので書いている。

けっこう細かい言葉のやり取りも覚えてるいたりするわけで、我ながらすごい記憶力だと思う。

つまり、私の脳は忘れるべきものは忘れ、覚えてるいた方がよいものは忘れないという、なんともすばらしいシステムになっているようだ。

まー こういうのを自画自賛というのだが、本当にそう思う。

ずっと昔のものだからあてにはならないが、私の就学前の知能検査の記憶力の項目は抜群に高い。

ところが、私は幼稚園のときに1~10まで数えることができなかったと母が言っていた。

とりあえず、私の脳はちょっと変わっているのだろう。

自分がもっている特性や強みで人様のお役に立てることは幸せなことだ。

というわけで、これからも私の脳の奥深くに、大切にしまわれているできごとを、皆さんにお伝えしたいと思います Σ(´∀`;)

 

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