「男の子って、こんなもん?」

娘と1才10か月違いで生まれてきた息子は、育児書通りに成長していく子でした。

しかし、歩けるようになると、ネジの付いたオモチャのように動き、ネジが切れるとようやくじっとしてくれる、とんでもなく大変な子でした。

娘にあまり手がかからなかったので、男の子だし、末っ子だからかなぁ?と思いました。

娘と息子がいる友達も、程度の差はあっても皆同じ事を言っていました。

 

「口より先に手がでてしまう」

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娘が幼稚園の頃、息子とお迎えに行きます。娘が帰ってきて園庭開放で遊んでいる時、大概のお母さん達はおしゃべりに花を咲かせています。
下の子達も、だいたいの子はお母さんの側で遊んでいます。
しかし息子は、どこかで自分よりも年上の子を泣かせていたりして、私だけいつも走り回っていました。

「なんで皆、ゆっくり話していられるんだろう?」

「なんで私、こんなに走り回ってるんだろう?」
と、いつも不思議でした。
この頃から、この子は多動なんじゃないかと思い始めました。

「なんでもお姉ちゃんと一緒がいい!」

あまり年齢差がないからか、娘もよく男の子と遊んでいたので、息子はなんでもお姉ちゃん達と同じ事がしたいのです。
そして本人も出来ると思っています。
出来ないとすごくイライラします。
幼稚園に入園した頃、当たり前のように娘のクラスに行き、よく怒られていました。

 

「学校で皆と同じ事が出来ない」

小学校に行くと、掃除とかやりたくない事もやらないといけません。
この頃よく先生に、「掃除中いつも友達と遊んでいます」「授業中、勉強は出来るのに退屈になると筆箱を触ったりしだして他の子が集中できません」とよく言われました。
それで先生に勧められ診断に至りました。結果は思った通りADHDでした。

執筆者 mai